新卒4年目副業無しで900万円貯めた方法〜再現性が高く地道な方法〜

こんにちは。まめです。

大学を卒業後就職し、現在社会人4年目です。

普通のレールを送ってきて、特に特別なことはしていないですが、新卒4年目で900万円を貯蓄することができました。

 ちまたのFIRE系の記事では副業している方が多いですが、私は副業は一切無しでこの額を貯めることができたので、そんな普通の人のための再現性の高い(けれどとっても地味)な資産形成をご紹介していければと思います!

新卒4年目お金にまつわるあれこれ

 まず、現在の貯蓄額はこんな感じ。

結構積極的に投資に回しています。

資産内訳

現金 24.12%
投資信託 48.31%
国内株 25.91%
外国株 1.62%
外貨預金 0.05%

 投資信託が半分近く占めていて、月の収入の1/3はS&P500や全世界株式に回すようにしています。

 また、損益が「1,551,837円」となっていますが、投資によって150万円以上も資産を増加することができています。

 投資信託は長期投資が基本と言われていますが、4年でもこれだけ眼に見える成果が出ています。

 複利の偉大さを実感するまめです。

 続いて大学時代から社会人4年目までの資産推移とお金の考え方と軌跡を辿っていきたいと思います。

大学時代〜入社まで

 学生時代は、常に金欠状態でアルバイトの給料日前は残高がマイナスになることがほとんど。それもそのはず、学生なのに医療ローンを組んで脱毛をしていたのです💦

 お値段なんと67万円!!

 流石に一括で払えるはずもないので分割でしたが、月々4万5千円の支払いは重くのしかかりました

 こんな感じでマネーリテラシーがそこまで高くなかったこともあり、学生時代は本当にカツカツの日々。。

 今だったら一括で払えて余計な手数料も支払わずに済んだというのもありますが、まあ早く完了できたので良かったと思うことにします。。

 大学にも馴染めず就活もコロナでなかなか決まらず鬱っぽくなっていた時期でした。

 卒業を控えようやく就職先が決まりました。
 幅広くいうと公務員のような職種で、決まったのが遅かった割にまあ良いところに就職できたかなという印象です。

 続いて入社1年目の資産と取り巻く環境について移ります。

入社1年目、100万円突破!

 社会人になると毎月一定の収入があり、学生時代のような不安定さは無くなりました。

 といっても公務員なので大企業ほどは稼げず月給20万円ほど。家賃補助が2万円出たのでありがたかったですが、そこまで余裕のある生活ではなかったです。 

 食事は自炊で納豆や豆腐など安い食品をうまく活用してカサ増ハンバーグを作ったりしていました。

 また水筒持参で自販機には近寄らない!この鉄則はこの頃出来上がりました。

 社会人になると同時に投資信託を始めました。

 emaxisslimS&P500とsmaxisslim全世界株式という最もスタンダードな二つから始めることにしました。月の積立額は7万円!収入から考えるとかなり強気でした。

 でもその頃の蓄財のおかげで4年目にして大きく利益を出すことができたのでこの頃の自分に感謝です。

収支内訳はこのようになっています。

社会人1年目の収支

収入
手取り19万円

支出
食費 3万円
家賃 6万円
日用品 5千円
光熱費 1万2千円
通信費 3000円
交際費 1万円
投資 7万円

 一人暮らしで地方でしたので家賃6万円でも十分な広さのところに住めました。

 光熱費は田舎ゆえにプロパンガスでしたのでめちゃくちゃ高い。
使ってなくても基本料金がバカ高くてここは節約できず歯痒いところでした。

 交際費は友達がいないので実際は0なのですが、会社で食事に行ったり、時々カフェに行ったり一人で外食に行ったりした費用をここで計上しています。

 そして、生活に必要な最低限のもの以外は全て投資に回す!

 月7万円投資していたので1年で84万円。
さらにボーナスもほぼ全額投資に回していたので1年目から100万円以上投資に回していました。

 この頃のS&Pの基準価格は1万7千円ほど。
2024年時点で3万1千円ということを考えるとほぼ倍になっています。

 このとき少し無理して投資したのが花開いたというのを実感しています。

 最初の数年は雪だるまの核を作る時!

 節約を意識して少し無理してでも投資額を捻出する時期だと考えています。

 将来楽になるためにも、そして節約自体を楽しむマインドに切り替えるためにも最初の数年は少し無理して頑張っても良い時期だと感じています。

 その雪だるまが数年後大きな利益をもたらしてくる!という記事を以下でご紹介しています↓

社会人2年目!積立NISAを始め、資産も加速し始める

 社会人1年目を終えた時点での資産は110万円ほど!

 ところが2年目を終える頃には350万円まで増えていました。

 ボーナスが夏冬満額でもらえるようになったのと、投資信託の効果が出てきたこと、配当金のありがたさを実感できるようになったことが大きいです。

 そして、積立NISAも始めました。投資信託を始めた時点でやっておくべきでしたが、なんとなく敬遠してしまって1年目は特定口座で積み立ててしまっていました。

 これは後悔ポイントですね。

 また、社会人2年目はコロナが収束し始めたものの株価の上がり幅が鈍い時期で、ボーナスを使って、集中的に国内の個別株を購入していました。配当金は年間で2万円ほどもらえていました。

社会人3年目!転職で収入ダウン・・・

 社会人3年目で転職しました。SES企業に。

 そこでは収入は大幅にダウン。

 手取り18万円ボーナスも年間1.5ヶ月程度と100万円以上は収入が下がりました。

 また、転職と同時に実家に戻りました。家に5万円ほど入れているので自由に使えるお金は月13万円。

 日用品やたまに行く整体代、美容院代などの支出がありましたが、1ヶ月あたりの投資信託に回す金額はここでも変わらず7万円を維持しました。

 実家暮らしできたことで収入が下がっても同じ額を維持することができました。ここは感謝しかないです。温泉に行きたいですね。

社会人4年目、耐え忍ぶ日々。特に変わらず

 4年目になっても相変わらず給料は低いまま。

 3年目と変わらない生活を黙々と続けます。

 ただ、2024年に入り日経平均をはじめ、投資信託などあらゆる価格が上昇し始めます。

 ここ数十年の間で見ても転換期と言えるくらい様変わりし、数年前に購入していた株価が大きな利益を上げるようになってきました。

 また4年目になると個別株の配当で年間5万円得られるようになり、スマホ代は全て配当金で賄えるようになりました。

 眼に見えて成果が出たとはいえ、FIREにはまだまだ遠い。

 相変わらず節約生活を続けています。

 今年はスマホを買い換えたのですが、iPhoneからPixelに機種変しました。

 価格が安く、必要最低限の機能が揃っていれば十分でしたので、思い切ってiPhoneユーザを卒業することにしました。

 また、水筒持参、コンビニ立ち入り禁止、爆食したくなったら家の周り3周することで衝動買いや無駄遣いをなるべくなくすことに努めています。

 たった100円のジュースでも抑えるのは社会人として情けなく感じることもありますが、1000万円を突破するまでは質素倹約が一番の近道ですので、節約マインドで乗り切っていきたいです。

結論:節約と投資が鍵

 社会人4年目で900万円突破できたのは節約と投資を行ったことが大きいです。

 貯金は支出より収入が上回ってこそできることなので、支出を抑えることが大事になってきます。

 ただ本当にひもじい生活をしていると、健康にもメンタルにも良くわりません。

 そこで、自炊を工夫したりして節約を楽しむマインドで過ごすことが大事になってきます。

 また、元も子もないですが、社会人4年目で900万円突破できたのは交際費が少なかったことが大きいです。

 人とのつながりはとても大切ですが、無理して合わせて参加しているものは勇気を出して断ることも大事だと思います。

 本当に大切な人とだけに絞り込めば心も軽くなります。