駄菓子屋「まぼろし堂」に初めて行ってみた

 先日、まぼろし堂という駄菓子屋さんへ行ってきました。

 ホームページを見てみると珍百景に2回登録されたり月曜から夜ふかしにも取り上げられるなど、とっても人気なようです。

 公共交通機関がないため自転車で訪問すると銭⚪︎堂を彷彿させるタイムスリップしたような外観が・・・!自転車はどこに停めるのかとキョロキョロしているとトタンにでっかく自転車と書いてあったのでありがたく停めさせていただきます。その間にも車がバンバン入ってきて人気ぶりに驚きます。県外ナンバーも多く本当に名所になっているんだな〜と。

 中の駄菓子屋は一と組ずつの入店とのことで待ち時間で外を回ることにします。

 外には非接触の販売機が3つほどありました。コーヒーやたこ焼き、ハンバーガーの販売機です。最初はただの飾りかと思いましたが実際に購入できると知りとってもワクワク。ノスタルジックな雰囲気なものは飾りであることが多いので実際に購入できると思っておらずテンション上がりました。

 自分の番が来たのでピンク色のどこでもドアならぬどってドアを開いていざ入店・・・と思ったらなにやらレーザービーム煌めくすごい空間に・・・壁にはお風呂で使うゾウのじょうろやおもちゃの銃などが飾られてかなりカオスな空間。圧倒されていると昭和の時代にタイムスリップしたようなノスタルジックな駄菓子屋さんにつながっていました。

 カウンターの上には幻天堂の文字が笑
やはりあのアニメは意識してらっしゃるのですね。そういった遊び心満載の仕掛けも楽しむことができます。グルテンバーガーというのも私は知らなかったのですが、年配のお客さんがあ、懐かしいとおっしゃっていたので何らかの仕掛けはたくさんあるのでいろんな人が楽しめる空間となっています。

 駄菓子屋の内部は背の低い棚に色とりどりの駄菓子が置いてあって子供の時のワクワク感を思い出しました。駄菓子屋さん自体は広くなく1組に制限しているのも納得です。お気に入りに駄菓子を買ってレジへ持って行くと名物の店長さんがレジをしてくれました。

 営業していなかったですが、外にはおしゃれなキッチンカーも。クレープの販売をしていることがあるようです。

帰りにまたあのカオスな空間を通ってピンクのドアから外に出た時にあっこれはドラえもんのタイムマシーンを意識していたのかとやっと気づいたまめです。あのカオスな空間は四次元空間だったようです。

外にあるバスの待合所を彷彿させる空間では座って食事することも可能です。小学校の教室にある椅子が懐かしい。。。

 店内のこだわりがすごい。全員集合のポスターは志村けんさん加入前のもの。

こだわりと遊び心がすごい!

子供の時に思い描いていたこんな仕掛けがあったら楽しいなというのを大人が全力でやったらとっても素敵な空間になりましたっていう感じでした。

店主がコミュニケーションの場としても駄菓子屋の意義があるというふうにおっしゃっていました。残念ながらコミュ障なまめにはレジの時の定型の会話以外何も発することはできませんでした。それでも雰囲気を存分に楽しめて心があったまる一日となりました。

 日々の仕事に忙殺されてわくわくすることは心の奥に押し込んで義務感で動いてしまう日々ですが、自分でもこんな楽しいお店作ってみたいなとぼんやり思ったりしました。